最近は当社のお客様でも新築で家を建てられる方は地震保険を付帯される割合が高いですが、関東や関西のお客様に比べると備後地域のお客様は地震(保険)への意識が薄いと感じます。
しかしながら今後30年以内に70%~80%の確率で発生すると予測されている南海トラフ巨大地震では福山市内でも最大震度5強~6強の揺れが想定されていますし、長者ヶ原断層ー芳井断層の地震では最大震度7が想定されています。
地震で家を失ってしまっても住宅ローンは残ります。一方で被災者生活再建支援金等では住宅再建費用には足りず、また地震の被害によっては仕事にも影響が及び、その後の収入が減る可能性もあります。何より大切なことは命を守ることですが、命の次には経済的なリスクが襲ってくるのです。
またお客様から「え?そうなの?」と言われることも多いのが、「地震を原因とする火災」の場合は火災保険では補償されず、地震保険の対象になるということです。過去の大地震でも地震後に火災が発生する映像を見たことがあると思いますが、あの場合は地震保険を付帯していなければ補償されません(※)。
つまり、いくら自宅の耐震性能が高くても、周囲で火災が発生してしまうと大損害を被る可能性があるということです。この点はお客様も「そんなことは考えてなかった」と仰ることが多いので、注意してください。
※地震火災費用保険金など火災保険から一部支払いがある場合もあります。
下記リンク先は福山市の地震防災マップですが、各自治体がこのような防災マップを公開していますのでお住いの地域の自治体ホームページなどでご確認ください。
また火災保険および地震保険に関してご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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