iDeCo加入者78万人突破

国民年金基金連合会の発表によると、iDeCo（個人型確定拠出年金）の2018年1月加入者は37,767人で、加入者総数は780,076人となりました。

このうち第1号加入者は113,910人、第2号加入者は646,313人（うち共済組合員は143,542人）、第3号加入者は19,853人となっています。

iDeCoは2017年1月から法改正によって加入対象が拡大され、従来は加入できなかった企業年金のある会社員、公務員、専業主婦なども加入対象になり、ほぼ誰でも加入できるようになりました。

実際に2016年12月時点の加入者数は306,314人だったのが、2017年12月時点では744,690人になっていましたから、改正後わずか1年で加入者は倍以上に増えたことが分かります。

ただ厚生年金に加入している会社員や公務員に比べ、国民年金のみで老後の保障が手薄な第1号被保険者（個人事業主等）は全額免除者・一部免除者を除いても約900万人いるので、それに対して11万人という加入者数はまだまだ十分に認知されているとは言えないのかもしれません。